ササキファーム

事業案内

代表挨拶

幼少期の思い出が現在に

私が羊飼いになったルーツは、父の出身地の岩手県遠野市にあります。遠野市は日本で一番羊肉を食べる市町村と言われており、幼少の頃から親族が集まればみんなで羊肉を囲んで食べていました。団らんの中で食べた羊肉はとびきり美味しく、ごちそうであり、ソウルフードでした。
しかし、大人になり私の周りには羊肉の香りがすきではないと言う人が一定数いることに気づきました。羊肉の香りが臭うのは鮮度が悪く脂の酸化が由来となるのですが、鮮度が良く適切な処理を施せば羊肉は美味しく、羊肉本来の香りがします。
当牧場で生産されている羊は鮮度の良い状態で納品できるため、臭みやクセが少ないです。それだけではなく脂身の甘味が高く、提供先の飲食店さんでは、遠方からのリピーターのお客様がついたとも伺っています。

長野県東御市で農家になり、晴天率の高さや標高差、寒暖差から産まれる野菜や果樹、畜産物の品質の高さに驚かされています。その品質についても、風土の影響のみならず、地域の生産者さんのきめ細やかな管理や努力がこのような高品質の農畜産物を生んでいるのだと感じました。
当牧場の羊も、この土地の農産物や生産者さんと共に「東御市の美味しいもの」を生産する事業者として認知してもらい、SASAKI FARMの羊が東御市の農畜産物や飲食店さんの力をお借りして1+1が2ではなく、それ以上の感動を与えられるように活動していきたいです。
その活動の一つとして幼少の頃に私が体験してきた、羊を通じて家族で団らんできるような食文化が根付くように、東御市らしい羊肉の食べ方を提案し実現できればと思います。
さらに食用としてだけでなく羊毛の活用や、羊肉を用いた食育などにもチャレンジし、羊の素晴らしさを広めて行けるよう日々挑戦を続けます。

事業概要

事業名 SASAKI FARM / ササキファーム
設立年月日 2019年4月1日
代表者 佐々木 辰徳
主な業務内容 畜産業(緬羊)、野菜栽培
所在地 〒389-0501 長野県東御市新張1-7